until と by の違い (The Ickabog)
株式会社イートレック「英会話イートレック ☆ 世界を歩く」で田村貢治さんは、2月12日付けで「until と by の違い」という記事を書いています。前回と同じく、これも「やり直し英会話入門」の「until と by の違い」のほぼコピペです。
Can you stay hereの後、下線とカッコ、7時か10時の違いがありますが、実質的には同じです。7を10にすればバレないと思っているのでしょうか。それはいくらなんでも・・・
前回と同様、Google検索の結果を見れば一目瞭然です。第三者の立場から見てホントに恥ずかしいです。でも、田村さん本人は平気なようですね。
英語の例文中の主語Ross(ロス)をNikki(ニッキー)に変えていますが、あとは基本的に同じです。これでは「until と by の違い」というより「オリジナルとコピペの違い」と言うほうが正しいでしょう。それにしても、他人のブログ記事を借用しないと、まともな記事が書けないのでしょうか?
自称・田村康治さんは「by と一緒に live, stay, work のような状態を表す動詞は使えません」と書いていましたが、byと一緒にbe動詞を使うことができます。be動詞は一般に「状態を表す動詞」とみなされていますが、(1)と(2)はニュアンスが異なります。
(1) I'll be home until 9:00.
(2) I'll be home by 9:00.
出典
似ている英語表現使い分けBOOK
(William Currie監修、清水研二著) P.161-162
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それはさておき、JK ローリング著の「The Ickabog」の第7章~9章を読んだので、そのあらすじをを書いておきます。
Chapter 7. Lord Spittleworth Tells Tales
いつものように、スピットルワース卿とフラプーン卿は、豪華な夕食を王と共に楽しみました。そこでスピットルワース卿は、Daisyが昼間に王の悪口を言っていた事を王に告げ口します。真相を解明するため、Major Beamishが呼び出されます。
Daisyを庇いたい気持ちと、王に対する忠誠心の板挟みに遭いながらも、Major Beamishは真実を告げる他に選択肢はありませんでした。スピットルワース卿は相当腹黒で、子供が嫌いなようです。どうやら、この物語の悪役は、Lord Spittleworthで決まりです。
(注)Cankerby(召使いの名前、後の章で何度も出てきます)
Chapter 8. The Day of Petition
King Fredは、Daisyの酷評(selfish, vain, and cruel)が気になって、なかなか眠れませんでした。そんな気持ちを払拭するため、The Day of Petition(陳情の日)に「質素で寛大で慈悲深い」王を演じようと努力します。
Chapter 9. The Shepherd's Story
The Day of Petition(陳情の日)の最後に、老齢の羊飼いが遅れて来ました。その老人が涙ながらに訴えるところによると、彼の愛犬Patchが怪物Ickabogに食い殺されたそうです。そこで、King Fred自ら調査に乗り出すことにしました。「寛大で慈悲深い」王を演じるため、King Fredは、Cornucopia王国の北端にあるMarshlandsまで怪物制圧に旅立つ決心をしたのです。
JK ローリング著の「The Ickabog」はとても面白いです。実を言うと、私はハリーポッター・シリーズの本は原書・和訳を問わず1冊も読んだことがありません。映画も最初から最後まで全部観たことがありません。たまにテレビ番組で、昔の映画を放映していることがあり、その一部(30分程度)を見たことはありますが、全部を見たことがありませんでした。
さらに、いわゆる「ハリーポッター・ブーム」に対して私は冷ややかでした。「マスコミが騒いでいるけど、所詮は児童書でしょ」みたいなところがありました。「The Ickabog」の文学的価値は私には分かりませんが、無料で読める物語なら申し分ありません。公式ウェブサイトでは、現時点でChapter 27まで掲載されています。
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